コマンドラインで使えるJavaScript - jrunscript
Java6が出てから随分経つのですが、jrunscriptと言う物があることを昨日知った。。
jrunscriptはコマンドラインスクリプトシェルで、Java 6にインストールされているスクリプトをコマンドラインで扱えます。
ECMAScriptエンジンにはmozillaのRhinoが使われています。
-qオプションで扱えるスクリプトをリストアップしてみると
C:\Java\jdk1.6\bin\jrunscript.exe -q Language ECMAScript 1.6 implemention "Mozilla Rhino" 1.6 release 2
Rhinoである事が確認できました。
ブラウザではないのでdocumentオブジェクト等があるわけはないのですが、
ECMAScriptの標準的なネイティブオブジェクトはもちろん利用できます。XMLDocumentも利用できるようです。
詳細はJDKのドキュメントを参照してください。
jrunscriptのおもしろいところはJavaのライブラリが利用できるところです。
試しにウィンドウアプリを作ってみました。
超手抜きサンプル
importPackage(java.awt); var fm = new Packages.javax.swing.JFrame("Sample"); fm.setLayout(new FlowLayout()); fm.add(new Packages.javax.swing.JButton("OK")); fm.add(new Packages.javax.swing.JButton("Cancel")); fm.setSize(300, 200); fm.setVisible(true);
これは結構おもしろいかも。
JRubyのようにサーバサイドのほとんどをJavaScriptで作ることも出来るかも。
そうなるとAptana Jaxerとかぶってくるわけですが、
JRubyはよく話に聞きますが(見ますが)デフォルトのJavaScriptの事はあまり聞きませんね。
なんでだろ。