Chromeで改めて思い知らされたGoogleのすごさ

Chromeを使ってみて改めてGoogleのすごさを思い知らされました。
Firefoxや他のブラウザのように機能が豊富ではないのですが、とにかくシンプルで軽快です。
Firefox 3.0やSafari 3.0の時もそれまでのブラウザとの差を体感出来ましたが、このChromeはそれ以上と言っても過言ではありません。

Googleに初めてであった頃を思い出しました。
機能的に検索しかないあっさりとしたインターフェースの奥に、他の検索サイトを寄せ付けない検索精度と軽快さを持ち、一度使うと他の検索サイトはまどろっこしく感じたあの感覚です。
正直IEがこの"感覚"に追いつくのはかなり難しいと思います。それこそ今までのIEとの互換性を捨てて一から作り直すぐらいでないと。

GoogleはChromeの開発ストーリーでこれまでのブラウザではスピードが遅かった事をChromeを開発した理由の一つに挙げています。
Googleが提供するウェブアプリをクライアントアプリと同じような感覚で扱えるようにすることで、OSの呪縛からユーザーを解放する。
Chrome上のGmailやGoogle ドキュメントはその感覚に近づいていることを感じさせます。
「アプリケーションのショートカット」等を使うと本当にGmailがクライアントアプリのようです。

このChromeでどうやって儲けるんだとか、ビジネスモデル云々は抜きにして、
Googleは大きくなりましたが大切なものは何も変わっていない。
そんなことをこのChromeで感じました。