ECMAScript 3.1が推進されるということで色々と考えてみた

ECMAScript 3.1(ECMAScript Harmony)の仕様の資料(仕様案もまだ無いみたい)が見あたらないので推測ですが、
おそらくECMAScript 3との互換性が高いと思われます。
互換性が高いとなるとJavaScript2.0(ECMAScript 3.1)対応の次世代ブラウザを待つまでもなく、
ECMAScript 3ベースのライブラリの開発が進み、それらのライブラリを採用するWebアプリが増えてくると予想します。


MSやadobe等各社が推進するとなるとまず間違いなくJavaScript2.0(ECMAScript 3.1)は普及すると思われますが、
これは逆に仕様が大きく変わるECMAScript 4への移行がしにくくなることを意味します。
つまり高い互換性を持つ仕様でないと移行しづらくなっていくと。
今後ECMAScript 4と呼ばれる仕様が策定されていったとしてももっと互換性の高い全く別のECMAScript 4になるのではないかと。


となるとadobeのAS3は完全に独自仕様ということになりかなりの痛手を被ることになります。
おそらくはECMAScript 3.1ベースのAS4なりを開発せざるをえないかと。。
それをわかってECMAScript 3.1を推進するadobeに策はあるのかな。


他に予想されることとしては
ブラウザのscriptタグのlanguage属性の指定が当たり前になるw
Mascara: ECMAScript 4 → Classic Javascript translatorが進化する。


ここまで書いてふと思ったのですが、
もしかするとAS3 -> JavaScript2.0(ECMAScript 3.1)のトランスレーターが開発されるかも!