FirefoxのクロスサイトJSONデータ漏えい問題

JSONってブラウザのJavaScriptアプリとサーバとでデータをやりとりするのに非常に簡単・便利なんだけれど、色々とセキュリティ的に気をつけないといけないこともあり、そういったことがおっくうで今まで使ってこなかったのだが、Firefox3のリリースノートを見ていたら改善されたと書いてあった。

じゃあ使ってみようかとも思ったのだが、どう改善されたのかまだよくわからない。SafariOperaでは対策がまだのようだし、よくよく考えてみるとJSONって便利になるだけで絶対使わないといけない物でもないかなと思った。
自分の考えるにJSONの利点って以下の2点ぐらいかなと

  • JSON形式のデータを読み込む(実行)するだけでJavaScriptのオブジェクトとしてデータにアクセスできる
  • クロスドメイン通信が出来る

クロスドメイン通信はどうしようも無いときもあるがそういうシステムの設計にしなければいいし、上の利点もXMLからJavaScriptのオブジェクトに変換するプログラムを書いてしまえば問題ない。また、JavaScriptの場合は非常に便利なのだが汎用性ではXMLの方が良いと思う。クライアントアプリがFlash(AIR)やSilverlightって場合も今後増えてくるだろうし。DOMはめんどいけど。
もう少し環境や安全な使い方のノウハウが溜まってからでも良いかなと思う。